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日米編物事情
アメリカの編み物事情は日本とは随分違います。 日米編物事情_c0140423_128349.jpg

まず毛糸について。
価格は日本の方が断然安く種類も豊富です。
卸売りの店などもあり、入手手段もさまざまです。
それとは逆に
米国の毛糸は高額で種類もそれほどありません。
ただ色使いが素晴らしく、高くても買う価値があると思います。

次に編み手について。
日本では女性が多く、
いかにも手芸好きというタイプか御婦人の趣味という感じですが
米国では老若男女、本当に色々な人が編み物をしていて
雰囲気がもっとラフで明るくお洒落です。 日米編物事情_c0140423_1282832.jpg
お洒落な男性ニッター(ゲイ?)も結構います。

技術、教則本については日本の方が断然上です。
可愛らしくて繊細なデザインは日本ならでは。
日本では当然の編み図というものが米国には無く、文章表記のみです。
細かな心配りのある日本の教則本。
職人のような繊細な編み方。
日本の良さを感じます。

しかしデザイン面では米国も負けていません。
簡単な編み方で素晴らしいデザイン、
奇抜な糸使いと色使い。
日本人には真似が出来ないなぁ・・・と
編物にまで及ぶ米国の自由さに驚きました。
右の写真の本のように本自体のデザインも凝ったものが多いようです。

編み物事情がコレほど違うとは思っていなかったので
渡米当初はかなり衝撃を受けました。
それぞれの良さを吸収し
自分なりに好きな編物を続けていきたいです。
by painco | 2008-01-30 01:24 | NYのなんてことない話
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